同じベタ基礎でも いろいろな方法があり、それぞれの特徴が生かされています。
仮枠変わりに はじめから発砲スチロールの仮枠を使って、出来上がってもその仮枠を外さないで
断熱保温基礎として使い、その上に樹脂モルタル等をぬって仕上げる工法もあります。
また、ベースと立ち上げとを 1回の打設で打ちこみ、打ち次のない(隙間からのシロアリの侵入や雨水の
侵入を防げる)工法もあります。
どの工法でも、新築の場合は、瑕疵担保保険の鉄筋配筋検査があるので 手抜きなどによる心配は大分
なくなっています。
鉄筋の折り曲げフック付けの違い 基礎巾が12cm 15cm の違いもありますが、W配筋のところは基本的に
12cmでは、カブリが足らなくなるので無理があります。
また、地中梁と言う基礎の補強方法も 変わってきます。
基礎のコーナー部分は人通口から遠くなり、空気が淀みやすくカビの発生が起きやすいものです。
風の通り道を作ることで 淀みをなくし、土台の寿命を延ばすこともできます。
(写真)